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救急で困った患者さんの対応【ブラックリストの存在】

救急に限らず入院患者さんや外来の患者さんで困ったことはありませんか?入院中にもかかわらず病室内でタバコを吸う、暴れて病院の備品を壊す、飲酒をする、セクハラする、暴言を吐く、実に様々です。場合によっては対応する看護師にも身の危険が及ぶ場合があるので注意が必要です。

暴言・暴力は絶対に許さない 直面した時のこと

こちらとしても毅然とした態度で臨まなければなりません。私も以前脳外科病棟に勤務していた時に面会の酔った男性に暴力を振るわれたことがあります(怪我などは一切ありませんでした)。すぐに上席の副主任に報告警察に連絡してきてもらうようになりました。

 

警察が来ると我に帰った様子で反省し謝罪を受けましたが後の祭りです。あまりにも悪質だったので警察に被害届をだしてそのまま暴力を振るった男性は警察に連れていかれました。

 

次のお話ですがこれは最近あった出来事です。勤務するERに老人施設から救急搬送されてきたお年寄りがいました。その日も平日の夜間でしたが救急車も多くウォークイン患者も多くトリアージをしても一時間待ち状態でした。そのお年寄りは誤嚥性肺炎ということで入院となりました。付き添いで男性の介護職員がいました。

 

当院に初めての入院だったので「明日でいいので施設の看護師さんに看護サマリーを書いてFAXでいいので送ってください。」と伝えたらいきなり乱暴な言葉で「何を書けっていうんだよ!言う言葉が違うんじゃねえのかよ!」と言われました。しかし「何がおっしゃりたいんですか?」と毅然とした態度で臨んだところ何も言わなくなりました。

 

「私はこの病院のERで働く看護師の??といいますがあなたのお名前を教えてください」と名前を尋ねて暴言暴力があった場合の報告書を書きました。その日は夜間の管理師長と相談してその介護職員が勤務する施設に暴言があったことを報告しました。またその施設の方が入院している間この暴言を言い放った介護職員が来るかもしれないので注意するように朝方管理師長から病棟の看護師長に申し送りがありました。

 

直接の暴力はありませんでしたが暴言は相手を威嚇してやろうという意図があります。相手に恐怖感を与えます。手を下すことがなくても暴力と一緒です。絶対に許すことはできません。

ブラックリストについて

ブラックリストというといろいろな意味合いがあります。病院にブラックリストがあるのかと聞かれればあると言わなければなりません。以前ですが勤務していた病院にブラックリストはありました。

 

現在の勤務しているERにはありません。どういうことかというと病院に入院をしていた時に重大な問題(暴言暴力、セクハラ、飲酒、病室での喫煙、無断離院、度重なる治療費の滞納など)を起こしてしまい病院の端末に記録され救急要請があった場合年齢や生年月日を救急隊から聴取し端末を叩いて問題のある患者さんの場合その内容が表示され受け入れが不可となってしまいます。

 

統計を取ってみるとそのような患者に限って救急要請が多く近隣の医療機関のブラックリストに登録され隣の県などの遠い医療機関への搬送になってしまいしばらくすると同じことを繰り返してしまいます。救急隊はどんな患者さんでも要請があればかけつけて病院に搬送しなければなりません。しかし搬送先がなければ動くことができませんので一時間二時間と搬送先を探すことになってしまいます。

 

医師法で「正当な理由がない限り診療を拒んではならない」という決まりがあります。はたしてこれがあてはまるのかはわかりません。ブラックリストがある病院が悪いのか?問題をおこす本人が悪いのか?医の倫理にのっとって言えばこれは間違いだと思います。しかし問題ばかりおこす本人を擁護はできません。答えが見つからないのが現実です。

酔った患者さんも大変です。

酔った患者さん(車酔いではなく飲酒によるものです)もERと切っても切れない関係です。多い時期が年末年始、近隣でお祭りやイベントが開催された時、ビールの美味しい夏の季節が当院で酔った患者さんの多い時期です。

 

原則は楽しく美味しく飲酒したあとは誰にも迷惑をかけないで自力で帰宅するのが大原則です。いわば自己責任ですよ。でもなかなかそう言ってはいられないことが非常に多いです。酔いつぶれて寝てしまった患者さんなんか可愛い方で酔って転んで怪我をして救急車で運ばれてくるのはいいんですが救急隊に悪態をついたり病院に来たのに治療や検査を拒否したり暴言や暴力をおこす患者さんも少なくありません。

 

救急隊からの要請で警察官の同乗も多く見られます。暴れた場合や治療検査が終了したあと一人では帰れない場合は保護してもらうためです。飲酒にまつわる悲しい出来事がありました。多分私は一生忘れられないでしょう。二十歳の大学生が春先の新入生のコンパで飲酒をして嘔吐をしました。何かの拍子で吐物が気管に入り窒息をしてしまいました。病院に救急車で運ばれてきた時は心肺停止で両親がかけつける二時間の間心肺蘇生をしましたがこれからたくさん夢や希望にあふれた人生を送ろうとしたのにとうとう亡くなってしまいました。

 

ERはこのように大変ですがやりがいの多い半面危険なことや辛いことも多々あります。でも私たちはそれでもどんな患者さんに対しても全力を尽くしています。

 

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