ER看護師

ER救急看護の大変なこととやりがいを感じること

最近はテレビや映画でも取り上げられることが多い医療物で救急部門が見受けられます。

 

私はある病院のERに勤務している看護師ですが、この先希望としてはずっとこの救急部門に勤務していきたいと考えています。

 

初めて看護の道を歩み始めた時の勤務部署は手術室でした。小規模な救急病院でしたが脳外科や腹部外科に強い病院でした。くも膜下出血や外傷による頭部外傷、出血性の胃潰瘍(当時は内視鏡がそれほど発達していなかったので胃潰瘍などは開腹手術でした)などが多くもちろん緊急手術でした。これが私が初めて経験した救急だと思います。その後は病棟や放射線科、カテ室、内視鏡室、一般外来たくさんの部署を経験してきました。

 

救急部門は大変なところ、辛かったこと

二回目の転職の時ある総合病院に面接に行きました。その時看護部長さんから「どの部署に勤務したいですか?」と聞かれました。

 

特にその時は希望がなかったのですが当時アメリカのドラマで『ER』という番組にハマって見ていたのを思い出し

 

『せっかく大きな救急病院に勤務させていただくので救急をやってみたいです』

 

と何気なく言ってしまいました。

 

私の救急人生はここから始まったと言っても過言ではありません。

 

病棟勤務が長かった私はその時救急部門と病棟との違った忙しさに脅かされました。病棟では急変とか重症の方がいなければそれほど忙しいということはありませんでした。

 

ところが救急ではひっきりなしに救急車が来たりタクシーや自家用車で来院する患者さんが夜中の二時三時になっても切れることはありませんでした。もちろん食事や水分を食べたり飲んだりする時間もありません。これはとても辛かったですね。挙げ句の果てには緊急内視鏡や緊急手術、緊急心臓カテーテルもたくさんありました。

 

限られた人数で患者さんの救命のために全力を尽くすことはこれほど大変なことなんだと思い知らされました。毎回毎回、日勤や夜勤はこんなに忙しいことはないのですがこれに近いということは多いです。救急はある意味体育会系です体力、知力が医師も看護師も求められます。ゆえに責任も重大です。この重圧に耐えられるかどうか今でも苦労しています。それと医師も看護師も力を合わせて全力を尽くしても助けられない命があるということがわかった時言い知れぬ無力感が体の中を突き抜けていきました。

 

救急部門に勤務して良かったこと

今まで大変なことばかりお伝えしてきました。大変なことや嫌なことばかりではありません。

 

まず救急部門に勤務して決して勉強熱心ではなかった自分が勉強するようになったことです。救急部門に勤務する前はその日が無事に終わればいいといった感じでしたので救急に勤務していなかったから勉強することも前進することもなかったでしょう。

 

病棟だと決まった疾患など病棟独自に決められた患者さんしか看護できません。救急は外傷から内科的疾患まで多くに渡ります。たくさんのことを網羅していかないと仕事ができないのです。JPTECやITLSなど外傷コースの講習会も救急部門に勤務しなければわかりませんでした。

 

たまたまですが今のERに勤務してからDMATにまで選抜されました。そして何よりは患者さんの危機的状況を救うことができた時これほど嬉しいことはありません。これは大きな自信とこれから救急看護師として歩んでいく大きな糧となります。これらは救急でしか味わうことができません。これからも危機に瀕した患者さんのために看護師として全力を尽くしていきたいと思っています。

 

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