ER看護師

急変時の対応を素早く対応できるようになるにはどうすればいい?

看護師の仕事をしていれば誰だった患者さんの状態が急に悪い方に変化してしまったということに当たってしまうと思います。特に病棟は多いですよね。あと老人施設なども時々あります。

 

私も病棟勤務、ER勤務、老人施設勤務で急変にぶつかったということは何回もあります。

意識も清明で自覚症状がまったくないのに収縮期の血圧が70くらいしかない、ERの待合室で心肺停止になっている、老人施設の入居者さんのところに血圧を測りに行ったら自室で転び起きれなくなっていた。などまだまだたくさんあります。

 

急変は予想できるのか?

看護師は医師と比べると患者さんなどと接する時間は非常に多いです。患者さんの急変は超能力者でない限り予想できません。でも持病や疾患、疾患の治療中、手術後の看護で予想できることがあります。

 

例えると糖尿病の患者さんが入院中にはインシュリンや経口血糖降下薬などの治療中だとします。糖尿病で急変予想ができやすいのが低血糖です。低血糖は命に関わる重大な病態です。

 

現在は簡易血糖測定器がありますので低血糖が心配だったり低血糖が予測できたりすれば血糖値を観察することができます。低ければ医師に相談したり経口から甘いものを摂取させたり対処が迅速に行えて急変を防げます。

 

老人施設などでは高齢の方々が入居されています。介護度が高い方もいらっしゃると思います。そして慢性的な疾患をお持ちで内服していたりしていることが多いと思います。病院と違って心電図モニターや蘇生処置ができる薬品類、医師も常駐していません。

 

気になる方がいらっしゃったら観察をやはり密にするしかありませんね。バイタルサインも非常に大切です。施設医がいれば電話で指示を仰いだり状態が悪い、これ以上悪化させないためにと判断したら救急搬送を躊躇せず行いましょう。

 

私たちER勤務の看護師も常に患者さんの急変というものに目を光らしています。初療から一旦オブザベーション(観察)しても帰宅か入院して病棟に行くまでは一貫して観察を行います。

 

これは急変を予想するというより急変を防ぐということになりますがERというあまり大きくないユニットならでは可能なことであって病棟や老人施設など人数が多ければ困難だと思います。

 

しかし大変かもしれませんがどんな患者さんでも急変はありうるということを念頭に置いて看護業務に従事すれば急変は予想できるかもしれませんね。

 

急変時は焦らずに冷静に

私もそうですが重症の患者さんが救急搬送されてきたりすれば非常に慌ててしまいます。病棟勤務の時に部屋に行ったら患者さんの意識がなかった。猛烈に焦ってしまいしかも受持していた患者さんだったのですごく罪悪感がありました。

 

もちろんすぐに蘇生処置を行いました。結局その方は肝がんの末期の方で心電図モニターが少し変だなと感じて訪室した時の出来事でした。家族を呼んで医師からの説明が終わり死後の処置をしながら自分を責めました。

 

まず慌ててしまい蘇生処置がすごくオボついてしまったこと。「まだ経験がないから仕方ないよ」と先輩から言われましたが急変という時は患者さんが危機に瀕している時ですので経験があるないに関わらず先輩の言葉はありがたかったのですがもっと自分にできることはないか?どのようにすればよかったのだろう?猛省しました。

 

もし急変している場面に出くわしてしまったら

看護師人生を送る中で患者さんなどの急変に出会ってしまうことは必ずどこかの場面でまた直接的ではなくても関わることはあります。これから想像力を働かせながら読んでいただけるとわかりやすいと思います。

 

まず訪室した時に急変していたらナースコールなどで応援を呼びましょう。ドクターコールもです。一人でできることは限られています。呼びかけをして意識の確認を素早く行い呼吸の有無、脈拍の有無を素早く確認します。

 

もしそれらがなかったらBLS(一次救命処置)にのっとって心肺蘇生を行います。大部屋だったら個室に移します。救急カートを準備してバイタルサインを図れるようにモニターの装着も行います。点滴をしていない方だったら点滴を確保することも大切です。酸素吸入、気道確保の準備、緊急蘇生薬の準備。

 

医師が来る前にできることはたくさんあります。医師からの指示を待つだけではなく看護師にできる処置は積極的に行っても構わないと思います。心肺蘇生は一刻の猶予もありません。医師が到着したら医師の指示に従いましょう。

 

気管内挿管、昇圧剤や強心剤の準備や介助を行います。ただし患者さんや家族の意向というものがあり急変時は心肺蘇生は不要ということもあります。そのようなことも確認の必要があります。家族の連絡も忘れずに行います。

 

急変時の対応は全力であたります。しかし他の患者さんがいることも忘れてはいけません。不穏な方やナースコールの対応も行わなければなりません。そんなことも忘れないことも重要です。しかし看護師をしている間はどんな時も急変するということを常に念頭に置いて業務に従事しましょうね。

このエントリーをはてなブックマークに追加  

ER看護師に転職するなら


 
TOP 業務解説 ER勤務体験談 ER看護師になるためには ER看護師の給料